(4)自分だけの名犬に育てる

オリジナルISOファイルの作り方

バージョン3.01では「Dougal氏のLiveCD再構築アプリ」が削除され「PuppyライブCDを再構築」ファイル名「/usr/sbin/remasterpup2」になりました。これを使うと自分好みに作ったパピーをCDにしたり、ISOファイルを簡単に作る事ができます。

注意:「pup_save-xxx.2fs」と同じパーティションに「.sfs」があると一緒に読み込まれ出来上がりのサイズが大きくなるので事前にチェックが必要です。ISOファイルに入れたくないファイルはリネームあるいは削除しておく事をお勧めします。

1:「メニュー|セットアップ|PuppyライブCDを再構築」を起動します。注意書きをよく読みます。
起動画面

2:OKボタンを押すと、作業エリアの選択画面になりますエリアを選びます。
作業エリアの選択画面

3:書き込みのできるCD/DVDドライブを選択します
CD/DVDドライブの選択画面

4:CD/DVDドライブにCDを入れます。
CD/DVDを入れます

5:CDからファイルをコピーして作業が始まります
ファイルのコピー

6:ここから時間がかかります。PCやファイルのサイズにもよりますが、10分から15分ほどかかります。
作成中画面

7:上のメッセージが消えてしばらくすると次のメッセージが現れます。「OK」ボタンはすぐに押さずにメッセージをよく読んでから作業して下さい。
/tmp/rootディレクトリの編集メッセージ

8:/tmp/rootディレクトリを検証後、/tmp/etcディレクトリの編集選択画面になりますが、編集したいファイルがあってもここでは「No」(推奨)を選択して、次に現れる画面で、もし/tmp/etcディレクトリ中に追加、削除、編集をしたいファイルがあれば編集します。
/tmp/etcディレクトリ中のファイルの編集選択画面

9:次の画面でもしあれば/tmp/etcディレクトリにファイルを追加、削除します。
/tmp/etcディレクトリの編集選択画面

10:isolinux.cfgが編集できます。
isolinux.cfgファイルの編集選択画面

11:下のウィンドウが現れますので「Save」ボタンを押す前に必要なファイルを編集して最後に「save」ボタンを押します。
isolinux.cfg編集メッセージ

例えば「boot.msg」ファイルを変えるにはエディタで編集します。
boot.cfgファイルを見る geanyで編集

12:pup_xxx.sfsファイルの名前を付けられます。普通は何もしないで「OK」とします。
pup_xxx.sfsファイルのカスタム化

13:次のメッセージウィンドウが現れます。CDを作らずにISOファイルだけを作成するには「No」を選びます。
CDを焼くかISOファイルだけ作成するかどうかの選択画面

14:いよいよここで「Yes」ボタンを押すとISOファイルが作業ディレクトリに作成されます。
ISOファイルの作成メッセージ

終了画面

15:md5sumを作ります。

# md5sum puppy-xxx-JP.iso > puppy-xxx.JP.iso.md5.txt

チェックします。

# md5sum -c puppy-xxx-JP.iso.md5.txt 
puppy-xxx-JP.iso: OK

16:チェックして「OK」となれば完成です。でき上がった大切なISOファイルは適当な名前を付けてバックアップしておきましょう。お疲れさまでした。

ヒント

1: USBメモリ版の簡単作成

2: mtPaintで日本語文字を使う方法

3: SeaMonkeyの日本語化

4: パピーリナックスのビデオチュートリアルがあります

5: ビットマップフォントのインストール

6: ちょっとしたシェルのカスタマイズ

7: 」が入力できない

8: ゴミ箱の復活方法

リンク

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パピーの詳しい仕組み

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