*************************************************************************** ZIP32J.DLL Zip() APIのコマンド説明 *************************************************************************** ●はじめに  この文書ではZIP32J.DLLのZip() APIで用いるコマンドの簡単な説明を行います。  詳しくはInfo-ZIPのZIP2.3に付属のファイル「manual」も参照してください。 ●簡単な説明  さしあたって  -r ...  でディレクトリ付きで再帰的に圧縮できます。  他のオプションはあまりテストしていません。  「@FILENAME」によるレスポンスファイルの利用もできます。 ●コマンドラインの形式   [-...] [.zip] [\] [...] ●オプション  -b dir     作業ディレクトリを指定する。  -e  -P password     暗号化する。  -S     システム属性や隠し属性のファイルも対象とする。  -$     ボリュームラベルも格納する。  -X     UnixやOS/2等で用いる(拡張)属性は保存しない。  -D     ディレクトリ名を格納しない。  -tt mmddyyyy     指定日時以前に更新されたファイルを対象とする。  -t mmddyyyy     指定日時以降に更新されたファイルを対象とする。  -v     メッセージを詳細表示する。  -q     処理を静かにする。  -ll     CR/LFをLFに変換する(MS-DOS->Unix)。  -l     LFをCR/LFに変換する(Unix->MS-DOS)。  -j     ファイル名のパスを保存しない。  -g     Allow appending to a zip file  -k     ファイル名をMS-DOS形式で保存する。  -m     書庫にファイルを移動する。  -d     格納ファイルを削除する。  -u     書庫にファイルを追加・更新する。  -f     格納ファイルを更新する。  -J     自己解凍書庫を通常の書庫にする。  -o     書庫の更新日時を、最新の格納ファイルに合わせる。  -z     書庫に注釈を入れる。  -A     Update offsets for SFX prefix  -!     Use privileges  -r     再帰的検索。  -R     再帰的検索(PKZIP互換)。  -F     書庫の修復。  -FF     書庫の修復(書庫サイズを信用しない)。  -#(0-9 number)     圧縮率、スピードの設定。     (-0:圧縮しない/-1:一番速い(圧縮率最小)/-9:一番遅い(圧縮率最大))     デフォルトは-6  --sfx     WIN32/GUI用自己解答書庫に変換する。[DLL拡張]     --sfx=sfx32gui.datと同じ。     例: "--sfx arcfile.zip"  --sfx=     WINDOWS\SYSTEMフォルダの下のZIPの自己解凍部ファイル     を使用して自己解答書庫に変換する。[DLL拡張]     例: "--sfx=sfx32gui.dat arcfile.zip" (WIN32/GUI)     例: "--sfx=sfx16.dat arcfile.zip" (DOS用) ●ひとこと  オプションはTAR32.DLLのように書くこともできます。  例: "-bPttllff dir pass mmddyyyy xxxx.zip abc.txt"  (--で始まるオプションを除く)