CGI研究室
Perlに関する説明です。ここで説明されることはスリーウェブ(株)以外 のUNIXシェルにおいてもほぼ同様の設定で使用されますが、プロバイダ・サ ーバーによっては使用できない場合があります。
そのため、スリーウェブ(株)で実際に使用できる。私のHPで使用している Perlスクリプトを基本にして説明を加えていきます。
Perl等のCGIが利用可能かどうかはそれぞれのプロバイダに問い合わせ てください。
ここに記載されている内容はスリーウッェブ(株)社でのユーザー利用による 設定を基本として記載されています。
・Perl言語として作成されたプログラムファイルをPerlスクリプトファイルと読んでいます。
・Perlスクリプトの利点と特徴。
Perlはスクリプト型言語で、BASIC+Cのような書式で書かれ、実行時に サーバーのPerlコマンドがPerlスクリプトを解釈実行します。
そのため、利用者側がコンパイル(実行ファイル作成)を行うことなく、サーバー のCGI機能を利用することが可能です。
つまり、テキストエディタで作成するだけでPerlスクリプトが書けてしまうと いう簡易性があります。
悪い点は、実行するときに毎回Perlコマンドが解釈を行わなければならないた め、サーバーメモリーやCPUの時間を消費し、サーバーに負荷をかけてしまう。と いうことです。そのため、Perlで書くときは、予想以上の負荷をサーバーに与え てしまい、サーバーを重くする原因になるため、Perlで作成するときは、C言語 以上にアルゴリズムによるサーバーの負荷を軽減するべきでしょう。
・Perlスクリプトを利用するには。
Perlを利用するには、最低3つのツールが必要です。
1:FTPクライアント
作成したPerlスクリプトを転送するのに必要
2:TELNETクライアント
Perlスクリプトを実際に動作させるためのファイル属性設定を行ったりする。
3:テキストエディタ(NotePad等)
Perlスクリプトを編集する
Perlファイルを実行させるときに必要なことは、
・CGI実行ディレクトリを作成する(FTP)
通常の場合、CGI(Perl等)の実行可能なディレクトリは制限されており、ス リーウェブ(株)の場合、
http://www.osk.threewebnet.or.jp/~USERNAME/cgi-bin/
の様にHPのエントリーディレクトリのしたに
cgi-bin
ディレクトリを 作成し、このディレクトリの下にPerlスクリプトファイル等を格納していきます。
・ファイルネームの規則
MSDOSで慣れている方はとまどうでしょうが、UNIXでは大文字小文字を基本 として区別します。そのため、大文字小文字は自分なりに統一しておく方が見やすいも のになります。
また、スリーウェブ(株)の場合、拡張子が
.cgi
にしなければ なりません。
・Perlスクリプトファイルを転送する(FTP)
Perlスクリプトファイルは基本としてUNIX・ASCIIファイル転送のため、 FTPでファイル転送するときにはアスキーファイル転送を行い、MSDOSファイル (バイナリ)転送は行わないことです。MSDOSテキストではPerlコマンドが解 釈できなくなってしまいます。
・実行属性を設定する(TELNET)
Perlスクリプトのファイル転送が完了すれば、そのファイルに対して実行属性を つけなければなりません。実行属性をつけるには、TELNETで自分のアカウントに ログインし、Perlスクリプトの格納されているディレクトリに移動し、実行可能属 性を設定します。例:
chmod +x sample.cgi
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