ＡＳＰによる時間的な動的コンテンツへのリンク作成

●　ＡＳＰで書く利点について

　ＡＳＰで書く利点はサーバー側の実行でスクリプトを作成しクライアントにＨＴＭＬを送信するため、見られたくないリンク情報などをサーバー側で隠すことが可能だという点はサンプル１と同じです。
　今回は、サーバーへの負荷を押さえるためとコンテンツ自体の編集をやりやすくするために、スクリプトは自動リンクを行う部分のみを担当し、クライアントはサーバーから受け取ったＵＲＬに接続します。
　このようにして、ＡＳＰ内部処理ではないぶんセキュリティ強度は落ちますが、ＵＲＬを隠すことでセキュリティを高めています。
　また、別ファイルとしてもつため、編集は行いやすくなることでしょう。
　このほかにも、サンプル１との合いの子で情報公開時間前はエラーメッセージや公開時間のお知らせをＡＳＰ＋ＨＴＭＬで埋め込んでおき、時間になるとＵＲＬに自動移動するようにするのもおもしろいと思います。
　今回はそのための基本テクニックとして前回サンプル１とあわせて公開しました。

●サンプルプログラム

<%
dtmCurrentDateTime = Now
theDate = #06/01/2000 00:00:01 am#
if dtmCurrentDateTime <= theDate then
%>
<META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="10;URL=http://openlab.ring.gr.jp/">
<% else %>
<META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="10;URL=http://openlab.ring.gr.jp/kitaro/">
<% end if %>
</head>
<body>
</body>
</html>