● ASPで書く利点について
ASPで書く利点はサーバー側の実行でスクリプトを作成しクライアントにHTMLを送信するため、
見られたくないリンク情報などをサーバー側で隠すことが可能だという点です。
特に時間的にコンテンツへのリンクを制限したい場合などでJAVAを使用する場合は、アプレットの場合
などではアプレットコードがクライアントにダウンロードされるため、解析されたりすることでコンテンツの
内容が事前に知られてしまう可能性が高いということです。
そうしたことを出来るだけ防ぐためにはサーバーからその情報が漏れなければ良いわけで、サーバーがわの
スクリプト実行機能を使用することでセキュリティ上好ましい物になります。もちろん、Perlやサーバー
サイドActiveXなどを使用しても同様の効果が得られますが、VisualBasic(またはJ++)
によるスクリプティングのにて行うため、バイナリの精製の必要がないというデバッグ上比較的簡単であると
いえることでしょう。
サーバーサイで処理するのですから当然ながらサーバーの負担は増えますが、サーバーの負荷とコンテンツ
セキュリティの重要性をはかりにかけて、セキュリティの方が重要な場合、なおかつ時間的要素が限られてし
まう場合に有効な手段となるでしょう。
●サンプルプログラム
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=x-sjis">
<title>タイマーASPコントロール </title>
<meta name="Microsoft Theme" content="artsy 111">
<%
dtmCurrentDateTime = Now
theDate = #06/01/2000 00:00:01 am#
%>
</head>
<body>
<%
if dtmCurrentDateTime >= theDate then
Response.Write( "1:<br>" )
Response.Write( dtmCurrentDateTime )
%>
<p> <br>case 1 <br></p>
<% else %>
<%
Response.Write( "2:<br>" )
Response.Write( dtmCurrentDateTime )
%>
<p> <br>case 2 <br></p>
<% end if %>
</body>
</html>
●サンプルの解説
サンプルプログラムでは2000年6月1日AM00:00:01を基準にして分岐しています。
分岐の設定は<head>タグないで行っていますが、これはヘッダー内部で処理するサンプルの複線です。
分岐後の表示はVBスクリプトからの出力とHTMLでの出力の二つを使い、サーバーの処理時刻の表示と
情報を表示しています。このようにして、サーバーに処理させると、時間によって分岐する動的コンテンツ
がクライアントに出力されます。
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