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初期のオフコンなど
MZ−80〜MZ−1500 シリーズ
MZ−80B/2000 シリーズ
X1 シリーズ
X68000 シリーズ
MZのころは、MZ・PC(80/88)・FMの3種類がもっともメジャーなパソコンでしたね。
私が選んだのはMZ。理由はBIOSに頼らないことで制御することが楽しく、アセンブラやメモリーの
自由度がもっとも高かったからです。たしかにソフトウェアを作るのは労力がいりましたが、ROMの制限
がないぶんだけ自由に遊べたのが大きかったです。IOCSーROMが搭載されていないためか、ソフトウエアメーカーからは多くのソフトが発売されませんでしたが私自身IOCS・BIOSの作成、そして、TOS(Tape Operating System)、DOS(Disk Operating System)、簡易言語開発などからFDの制御のような外部インターフェース制御プログラム開発など、初期のパソコン技術はほとんどMZで学んだような物でした。
X1の頃になると当時としてはずいぶんパソコンソフト自身が安定してきて海外ソフトの移植も
盛んになる一方、機能面では似たり寄ったりになってきて、少しでも他社が高機能な技術をつくるとすぐに
それをまねたものが出るという少なくとも私にとってはおもしろくない世代でした。
そのせいもあってかこのころから某ソフトハウスのフリープログラマをやったりしてバイトで結構かせい
でいました。 たぶん、ハードの進歩が進歩ではなく他社のまねでなんとかしていると云う状態が多かった
かたソフト面でいろいろやってみたかったのだと思います。
ファミコンでも採用されたクィックディスクなんかはMZ−2000用を買い込み、512バイトのIOCS
を作り、1KBていどの当時レベルのDOSを作成したりと、クィックディスクも結構プログラムという面
からは楽しませてもらいました。特に、片面80KB〜100KB記録可能なIOCSを作るなどは、
なかなか役にたったものです。