SHARP編(19機種)

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 初期のオフコンなど

写真 名称・コメント 主な仕様 動作
HAYAC 2900
1971〜2年にSHARPが開発したHAYAC3000シリーズ・オフコンの流れをくむ形式です。
HAYAC 2900ではZ80Bが搭載されていました。
SHARP製Z80B 未チェック
PC-3100 
某ショップから出てきた???なPC。シャープさんのご厚意によりPC−3200の資料をいただきましたので、PC−3200の資料を公開予定にしております。
n/a  未チェック

 MZ−80〜MZ−1500 シリーズ

写真 名称・コメント 主な仕様 動作
MZ−80K 
MZ−80Cと共にシャープのパソコンの草分け的存在で、クリーンコンピュータの始まりでした
CPU:Z80? 
MZ−80K2E 
たしか発売記念モデルの限定だったとおもいます。当時MZ−80Bとどちらかでも欲しくて、よく店頭にいっていました。
CPU:Z80? 
MZ−700 
MZ−1200からのMZ−80シリーズの後継機種でこののちMZ−1500へと受け継がれています。MZ−80シリーズでは初めてのセパレートタイプでした。
CPU:Z80?  未チェック
MZ−1500 
QD搭載で話題になったMZ80シリーズ最終機です。QDはMZ−2000/2200用の外部装置でも発売されていましたね。
CPU:Z80?  未チェック

 MZ−80B/2000 シリーズ

写真 名称・コメント 主な仕様 動作
MZ−80B 
シャープ・クリーンコンピュータのイメージを定着させたパーソナルコンピュータです。64KBメインメモリーをROMが使用しないことで自由なプログラミングが可能で、当時私もMZ−2000までずいぶんお世話になりました。
CPU:Z80A 
MZ−2000 
デジタルながらカラーベーシックが発売されたり、LOGO言語が 発売されたりと、なにかと話題を呼んだ機体ですね。私はこの機体でZ80マシン語やインターフェース を学びました。
CPU:Z80A 
MZ−2200 
MZ−2000からカセットインターフェース等を取り払い、セパレートに なり始めたことのMZです。当時の某人物からの話ではMZ−2100としてカラーディスプレイ搭載のMZ−2000 も開発計画はあったのですが、結局コストの問題などで中止となり、カラーディスプレイを購入することを前提とした MZ−2200になったそうです。
CPU:Z80A 
SuperMZ MZ−2500 
MZ−80B/2000/2500の切り替えスイッチをもち、 3機種のプログラムを1台で動作させるハードウェアエミュレーションをもったMZです。クロックも6MHzにアップされ、 裏技的なMZ−80B/2000の1.5倍速などを試して遊んだ覚えがあります。
CPU:Z80B 
MZ−2800 
MZ−2500/2800のプログラム動作モードをもち、 PC−9800シリーズのエミュレータで某ワードプロセッサを動作させるなど、画期的なパソコンでした。
n/a 
MZ−5500 
オフィス向けのDosマシンです。AX・JXパソコン直前のころですね。
n/a 

 X1 シリーズ

写真 名称・コメント 主な仕様 動作
パソコンテレビ X1 
この筐体は、当時人気の高かった「ワインレッド」筐体のものです。 発売当時は3色選べたのですが、私の周辺ではワインレッドだけがいつも売り切れでした。 また、スーパーインポーズでTV画面との合成をパソコンで初めて行う(すぐに某社にまねされましたが)などなかなか 機能的におもしろい機体でした
CPU:Z80A 
X1 Turbo2 
限定モデルのブラック筐体がはやったために某社では「○○ブラック」なんていう筐体を発表したこともありましたね。
CPU:Z80A FD:2D 
X1 Turbo3 
すぐにTurboZシリーズにとって変わられてしまいましたが、当時では2HD仕様という珍しいものでした
CPU:Z80A FD:2HD 

 X68000 シリーズ

写真 名称・コメント 主な仕様 動作
 X68000 (初代)
初代X68000といえばやはり「グラディウス」でしょうか。マンハッタンシェイプの独特の形状などからヒットしたパソコンですね。
CPU:68000 
 X68000 EXPERT 
初代から続くマンハッタンシェイプのX68
CPU:68000 
X68000 PRO 
 X68では珍しいデスクトップです。C言語などをやろうと するにはちょうどよい機体で発売当時開発者向けに人気があったようです。
CPU:68000 
X68000 XVI Compact
 X68000シリーズではこのころから3.5インチFDDに変わってきました。
CPU:68000 

 

 戯れ言...

 MZのころは、MZ・PC(80/88)・FMの3種類がもっともメジャーなパソコンでしたね。 私が選んだのはMZ。理由はBIOSに頼らないことで制御することが楽しく、アセンブラやメモリーの 自由度がもっとも高かったからです。たしかにソフトウェアを作るのは労力がいりましたが、ROMの制限 がないぶんだけ自由に遊べたのが大きかったです。IOCSーROMが搭載されていないためか、ソフトウエアメーカーからは多くのソフトが発売されませんでしたが私自身IOCS・BIOSの作成、そして、TOS(Tape Operating System)、DOS(Disk Operating System)、簡易言語開発などからFDの制御のような外部インターフェース制御プログラム開発など、初期のパソコン技術はほとんどMZで学んだような物でした。

 X1の頃になると当時としてはずいぶんパソコンソフト自身が安定してきて海外ソフトの移植も 盛んになる一方、機能面では似たり寄ったりになってきて、少しでも他社が高機能な技術をつくるとすぐに それをまねたものが出るという少なくとも私にとってはおもしろくない世代でした。

 そのせいもあってかこのころから某ソフトハウスのフリープログラマをやったりしてバイトで結構かせい でいました。 たぶん、ハードの進歩が進歩ではなく他社のまねでなんとかしていると云う状態が多かった かたソフト面でいろいろやってみたかったのだと思います。

 ファミコンでも採用されたクィックディスクなんかはMZ−2000用を買い込み、512バイトのIOCS を作り、1KBていどの当時レベルのDOSを作成したりと、クィックディスクも結構プログラムという面 からは楽しませてもらいました。特に、片面80KB〜100KB記録可能なIOCSを作るなどは、 なかなか役にたったものです。