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WEBDIC Assistant

単語検索を行うHTMLファイルを生成するためのエクエセルマクロ
Copyright(C) 1998 Fumio Kawamata
フリーソフトウェア。GNU GPL(英語原文和訳)により配布。


用途

筆者(Fumio Kawamata)は、1998年7月から宇宙開発関連会社に勤務しています。そこでは、多数(約9,000語)の用語(主に略語)が使われていて、それらを覚えないことには仕事になりません。紙に印刷したものを辞書代わりに携帯してみたのですが、目的とする用語を検索しているうちに会議が進んでしまい、話についていけなくなることが多々ありました。そこで、PDAを使って用語を検索できないものかと考えました。

PDA用のプログラム開発環境は高価であったため、多くのPDAに内臓されている一般的なWEBブラウザで検索できるように、文字検索を実現するようなHTMLページを自動生成するようなプログラムを作成することにしました。そのプログラムが、WEBDIC Assistantです。


使用方法

WEBDIC Assistantは、Microsoft Excel 95用のマクロ(VBA)プログラムです。実行には、Microsoft Excel 95 が必要です。(たぶんExcel 97でも動作すると思われます。)

まず、変換元の用語集エクセルファイルが必要です。先頭行はヘッダーでなければなりません。ただし、ヘッダー内容は自由です。1列目が用語、2列目以降は、用語の説明、解説などです。説明や解説は複数列に記述できます。また、用語毎に、説明や解説の列数が変わっても構いません。変換元の用語集の例をSampla Table及びsample.xlsに示します。

webdic.xlsを開き、[Tool|Macro...]メニュー項目を選択します。「マクロの実行」ダイアログが表示されますので、"Auto_Open_" マクロを選択して「開始」ボタンをクリックします。「WEBDIC Assistant」ダイアログが表示されますので、「Input File」、「Output Dir.」、「Top Page Title」に情報を入力します。最後に、 [Start] ボタンをクリックします。

用語の数が多いと、変換に時間がかかります。(数分以上)。変換が終了したら、「Output Dir.」で指定したディレクトリ内のindex.htmlをブラウザで閲覧して確認して下さい。


付録