[Another HTML-lintをWindowsコマンドラインで使う の巻]

作成開始日: 2001年以前
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ActivePerl、Jcode.pm、Another HTML-lintを組み合わせてHTMLファイルの文法チェックをする方法を紹介します。

関連ページ

1. ActivePerlのインストール

ActivePerlをWindows 7にインストールする手順 (./activeperl_ja.html) を参考にして、ActivePerlをインストールしてください。以下の説明では、ActivePerlをC:\Perlにインストールしたものとして記載しています。(C:\Perlは、ActivePerlのインストーラーのデフォルト設定値です)。

2. Jcode.pmのインストール

Dan Kogai さんの、Jcode.pm - jcode.pl の後継、Encode.pm への架け橋 (http://openlab.ring.gr.jp/Jcode/index-j.htm) からJcode.pmをダウンロードします。ダウンロードのリンクの場所は、以下を参考にしてください。2009年5月31日現在、最新バージョンは2.07です。Windowsでお使いになる場合、拡張子が .zip のファイルの方が扱い易いでしょう。

[Jcode.pm]

ファイルをダウンロードしたら、展開(解凍)して、Jcode.pmを、C:\Perl\site\lib にコピーします。

3. Another HTML-lintのインストール

K16さんの、Another HTML-lint (http://openlab.ring.gr.jp/k16/htmllint/download.html) から、htmllint.lzhをダウンロードします。ダウンロードファイルが一覧表になっていますが、一番上の行の、2列目です。

[Download]

htmllint.lzhを任意のディレクトリに展開します。パス設定されたディレクトリでなくて構いません。以下の説明では、C:\Free\HTML-lint に展開したものと仮定します。

展開が終わったら、実際にHTMLファイルを文法チェックして、インストールが正常に行われたかどうか確認してみましょう。コマンドプロンプトから、


perl C:\Free\HTML-lint\htmllint C:\Free\HTML-lint\htmllint.html

と入力します。(実際の画面は下図を参照してください)。

[HTML-lint exec]

以下のように採点が行われればAnother HTML-lintのインストールは完了です。


C:\Free\HTML-lint\htmllint.html を HTML4.01 Transitional としてチェックします。
C:\Free\HTML-lint\htmllint.html(25): 0: <SCRIPT>〜</SCRIPT> 内に `<` を書くときは
外部にスクリプトを用意しましょう。
      …
  (途中省略)
      …
C:\Free\HTML-lint\htmllint.html(682): 0: <INPUT> には ACCESSKEY 属性を指定するよ
うにしましょう。
C:\Free\HTML-lint\htmllint.html(684): 0: <INPUT> には ACCESSKEY 属性を指定するよ
うにしましょう。これ以降この警告は表示しません。
61個のエラーがありましたが、このHTMLは 100点です。タグが 33種類 1673組使われてい
ます。文字コードは JIS (ISO-2022-JP) のようです。

4. 使いやすくするための一工夫

以下のようなバッチファイルを作成して使うと便利です。


  @echo off
  rem # htmllint.bat
  rem # k16氏のAnother HTML-lintをコマンドラインから使うためのバッチプログラム
  rem # Copyright (C) 1997 Fumio Kawamata
  if %1/==/ goto USAGE
  perl C:\Free\HTML-lint\htmllint -nobanner -noscore -pedantic  -prune %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9
  goto END
:USAGE
  echo # 使い方
  echo #
  echo # %0  [htmllintのオプション] 採点したいHTMLファイル名
:END

使い方は、


htmllint index.html

とか、


htmllint *.html

のようにして使います。

バッチファイルのダウンロード: htmllint.txt
(拡張子を .txt にしてありますので、保存する際に拡張子を .bat にするか、一旦保存したあとで、拡張子を .bat に変更してください。)

バッチファイルは、パス(Path)設定された場所に保存してください。パス設定の仕方が分からない方は、下記を参考にしてください。

Windows 環境変数 Path の設定方法


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