こんなアイコンを付けています。
保存先を聞くダイアログでは、適当にファイル名を指定し、書式というポップアップメニューで読み込み専用（圧縮）を選びます。この時、元のフォルダの二倍くらいの空き容量がないと失敗するのでご注意下さい。また、StuffItなどの圧縮に比べれば、ものすごく時間がかかります。
MacOS 上で、電子ブックや EPWING を検索ツールはいくつかありますが、ここでは Syokendai, CeDar, Jammingを用いて FreePWING 辞書を検索する方法をご紹介します。これらのソフトウェアはいずれも Vector のサイトからもダウンロードできます。
なお、ここでは Syokendai 68K v00.220d98, CeDar1.5.1(ppc), Jamming 2.8.1 PPC を前提にしていますので、異なるバージョンではそのままあてはまらない可能性があります。
Syokendai, CeDar, Jamming はいずれもハードディスク上にコピーした EPWING 辞書を検索することができます。任意の場所においた辞書のフォルダのエイリアスを、それぞれのアプリケーション指定の場所（下記）に置いておくだけです。詳しくは各アプリケーション附属のドキュメントをご覧下さい。
注意：上記のフォルダは、それぞれのアプリケーションを一度でも実行すれば作られます。
具体的には、 FPWBOOK から「変換済みデータ」と書かれた Zip 圧縮ファイルをダウンロードして、それを StuffIt Expander などで展開し、できたフォルダのエイリアスを上記の場所に移動すれば検索することができます。
この方法では、辞書ファイルを無圧縮で利用するためにディスク容量がより必要にはなりますが、起動・検索がより素早く行えます
DiskCopy は、Apple 純正のユーティリティーで、任意の容量のフォルダをディスクイメージファイルに変換してマウントすれば、あたかも同じ内容のディスクを挿入したようになります。DiskCopy は最近の MacOS のシステムディスクに入っているほか、Apple の「ソフトウェアアップデート」からダウンロードできます。DiskCopy を用いて FreePWING の辞書をイメージファイル形式で利用すれば、CD-ROM の EPWING 辞書と同じように、各アプリケーションで利用できるようになります。
この方法では、イメージファイルを作成するときに容量を圧縮できるので、より少ないディスクスペースで済みますが、イメージファイルを作成するにはものすごく時間がかかりますし、起動・検索も無圧縮の場合に比べれば時間がかかります
FPWBOOK から「変換済みデータ」と書かれた Zip 圧縮ファイルをダウンロードして、それを StuffIt Expander などで展開し、できたフォルダを DiskCopy にドロップします。なお、この時にフォルダにカスタムアイコンを付けておくと、できたイメージファイルをマウントしたときに、そのアイコンがデスクトップに現れます。ちなみに私はこんなアイコンを付けています。
保存先を聞くダイアログでは、適当にファイル名を指定し、書式というポップアップメニューで読み込み専用（圧縮）を選びます。この時、元のフォルダの二倍くらいの空き容量がないと失敗するのでご注意下さい。また、StuffItなどの圧縮に比べれば、ものすごく時間がかかります。
できたイメージファイルをダブルクリックすれば、ディスクがマウントされたときのようにデスクトップに現れますので、検索アプリケーションを起動して下さい。無事認識されれば成功です。
さて、DiskCopy でイメージファイルをマウントするとき、デフォルトではチェックサムを検証するようになっていますが、EPWING 辞書のような巨大なイメージファイルをマウントするときには時間がかかりすぎます。DiskCopy の初期設定で、「チェックサムを検証する」のチェックを外せば、より素早くマウントすることができます。なお、後述の DiskScript を用いる場合は、「DiskScript/DiskSet を除く」にチェックをして、それ以外の場合はチェックサムを検証するようにもできます。
毎回辞書を使う度に、イメージファイルをマウントしてからアプリケーションを起動するのは面倒ですが、この一連の作業を自動化することができます。DiskScript を用いれば、あるフォルダに入っている全てのイメージファイルをマウントしたのちに、指定したアプリケーションを起動することができます。DiskScript の書き方は Jamming の作者の方の書かれた「DiskCopy 6.1 で電子辞書を圧縮して使う方法」に詳しく書いてありますが、ここでは各アプリケーション用の DiskScript を用意しましたので、それを用いた方法をご紹介します。
まず、ご希望のアプリケーションにあわせて、下記のファイル（いずれも約 1K バイト）から必要なものをダウンロードして下さい。
上記のファイルを展開すると、"Launch アプリケーション名"という名前のファイルができますの、任意のフォルダの中に入れます。次に、ダウンロードしたファイルにあわせて、アプリケーションのコピーを同じフォルダに入れ、それぞれ Synokendai, CeDar, Jamming と名前を変えます例えば CeDar1.5.1(ppc) を使うのなら CeDar と名前を変えて下さい。最後に、利用したい辞書のイメージファイルを全て同じフォルダに入れます。
例えば CeDar を用いて EDICT と WORDNET を利用する場合、下記のようになります。
この例では、Launch CeDar をダブルクリックすれば、EDICT と WORDNET をマウントし、CeDar を起動してくれます。CeDar を終了すれば、DiscScript がマウントした EDICT と WORDNET はアンマウントされます。
市販の EPWING 辞書と異なり、FreePWING の辞書は、同じ辞書名のままバージョンアップすることがあります。バージョンアップした辞書ファイルに入れ替えた場合、うまく検索されないことがあります。そういう場合は、初期設定フォルダからその辞書に関する設定を削除してアプリケーションを起動し直せば、うまくいくと思います。
例えば EDICT に関する設定は下記の場所にあります。
$Id: macos.html,v 1.6 2002/01/05 07:38:51 kazuhiko Exp $
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